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 落下していく間、雪の胸中には様々な想いがこみ上げていた。

幼いころの自分と両親が笑っている。

ああ、自分は子どもの頃から、愛されて生きてきたのだと、雪は確信した。
だから、もういいのだ。

走馬灯のように人生を振り返る。きっとこれがそうなんだ、と堕ちて行く数秒間に雪は悟っていた。

愛する者の為に命を懸けたのだから悔いはない。

そう思うことで、自分を納得させようとしている。

これでいいんだ。

雪は目を閉じた。









―― 本当?  本当に後悔はないの?


はっとして雪は、大きく目を見開いた。
少しの疑問が雪を開眼させた。







「ゆきーーーーーーーーーーっ!!」








その時聞こえてきたのは、彼の自分を呼び戻す叫び声だった。

身も張り裂けんばかりの声。


だめだ。
彼を置いて逝くことは、生きながら彼に地獄を与えてしまう。




私を愛してくれた人へ、私はちゃんと愛を伝えた?
私を信じてくれた人に、私はちゃんと応えた?






まだ私に出来る事があるはず。自分を信じないでどうする気なの!


意識を失いかけていた雪は、今度こそはっきりと目を覚ました。



「雪!どこにいる!?」




彼の声が近づく。


ガミラス艦の甲板で意識朦朧となっていた雪は、今度こそ自分の全てを賭けて生きようと
聞こえるはずのない彼の声だけを頼りに、戦火へと戻っていく。



誰も死なせるものか。
彼の苦悩の一端を、雪も味わっていた。













































2017/11/02(木) 19:22 ヤマトSSS PERMALINK

「あなたの笑顔4」

仲間たちに背中を押されて、古代は走った。

間に合わないかもしれない。ここで伝えておかないと、しばらくまた会えなくなる。
(俺は、なんて馬鹿なんだ……っ)

古代はタラップを駆け下りながら、民間人を引率している雪を見つけた。
「雪っ」

呼びかける前に、雪は自分をみつけ、こちらをじっと見つめていた。
「古代君……」

「あっ」

話があるんだ。
そう言いかけた時、何者かがヤマトから飛び立った。
「教授が乗っているんです!」
そう叫びながら古代に近づいてきたのは桂木という女性だった。
どこかミステリアスな雰囲気を持った女性だ。特徴的な外見をしていた彼女は、古代も覚えている。
「くそっ、こんな時に……っ」

心配そうに自分を見上げている雪に告げるはずだった言葉を、古代は吞みこんでしまった。

雪が先に視線を外した。

そうだ。ここは私情を優先すべきではない。
わかっている。わかっているけれど。

古代は後ろ髪を引かれる思いで、雪たちが向かったガミラス艦とは逆の方向に顔を向けた。
「遺跡を調査したいって……」
「分かった。連れ戻そう」


(どうしてこんな時に)
焦りや不安が顔に出そうになるが、古代は雪たちを信じようと、気持ちを切り替えた。




*****

前後バラバラ。

斉藤の台詞で始めようと思っていたのに、飛んで行った~~(忘れた;)

「あんた、それ本気で言ってるのか?」とかそんな感じ。
しばらく練って、温め直してからちゃんと加筆していきたい。





拍手などなどありがとうございます!


*****

昨日から、ミニ発表会の練習が始まった。
うそんw 

背の順で、まさかのセンターwww
イントラさんの真横やん。
めっちゃ緊張する;;;
てか、すごく大きく踊るイントラさんなので迫力を目の当たりにする^^

自分がちゃんと動かないと、他の人たちの立ち位置がずれてしまうので、出だし、すごい緊張する;;;
いつもは好きなように踊ってるし、間違えてもだれにも迷惑かからないのだけど;;
フォーメーション、すごく難しい;
なぜか遠慮がちに歩いてしまって、Bチームと横軸がずれてしまう;;
初めの一歩が肝心やな^^


なので金曜の夜も、レッスン後に「自主練しよう」と集まることになった。
なんかすごく楽しい~~。
元気いっぱいのマダムのお隣だ。よろしくお願いします^^



2017/10/25(水) 20:39 ヤマトSSS PERMALINK


柏木から意味深長な耳打ちをされて、連れてこられたのは、意外な事に医務室だった。

患者はいない。佐渡は奥の自室でいつものようにコップに酒を注いでは、喉に送り込んでいる。
柏木が、詰めている衛生士の笠原に目配せを送ると、奥から白い衛生士の制服を着た雪が現れた。
髪をポニーテールにまとめていて、かなり印象が変わって見える。

どうしてここに雪さんが? 
衛生士の制服を着ているの?
  
玲の頭に「密航」の文字が浮かび上がる。
事態を把握するまで、数秒の間を置き、
「知らぬは婚約者だけということか」と、玲は思わず呟いた。

呟きを、雪は聞き逃さなかった。



「元・婚約者」
雪は、平然と言い放った。

「えっ、別れちゃったんですか!」

「しいっ! 声が大きい!」
柏木が口元に人差し指を立てて、医務室内に、事情を知る者以外、誰か居ないか見渡した。
笠原の他に、男性の衛生士が居たが、彼も事情を知っているのだろう。バツが悪そうな顔を誤魔化そうと、聞こえない振りをしていた。
玲は珍しく慌てて、スミマセンと小さくなって謝った。

「内情を詳しく皆に伝えてるわけではないの。古代艦長代理が私の乗艦に反対する理由をね。私の乗艦に反対だなんて!って、頭に来て、婚約指輪つきかえしちゃった」

憤慨している風でもなく、むしろ寂しそうにそう語る雪に、玲の心は痛んだ。
「オトコって自分本位なんですよ! 雪さんの事なんだと思ってるんだ! ということで、雪さんを女子部全員で匿うことにしました」
雪の代わりに怒っている柏木に、雪は苦笑を浮かべて、玲を見た。
「ああ。なるほど。それは大いに理解できます。了解しました。私も全力で雪さんを匿います」

「だけど……」


玲は、どう話すべきか躊躇いながら、口を開いた。
柏木は、空気を呼んだのか、先に戻ってますねと言い置いて、医務室から出て行った。


玲は、こっちへ、と手招きをして雪を呼んだ。
部屋の隅まで二人で来ると、さらに小声で話す。

「別れちゃダメですよ。お二人は私たちにとって、地球の明るい未来の象徴でもあり、憧れなんですから。
雪さんは古代さんと幸せにならなくちゃ」

「山本さん……」

「本気じゃないんでしょう? じゃなきゃ、隠れて乗艦なんてしませんよね」

「うん。頭に来たというより、悲しかったんだ。なんで解ってくれないんだって。だから、つい」

「よかった。その言葉が聞けて。落ち着いたら仲直りしてください。たぶん古代さんも同じ事思ってますよ」

「そうだといいな」

「そうに決まってる」

玲は、古代の浮かない表情を見たことについて、雪に話そうかと思ったが、言わないでおくことにした。


(たぶん、そんなに遠くないうちに仲直りするんだろうし)




犬も食わないナントカに、自分から首を突っ込まなくてもいいか、と思う玲だった。


2017/10/20(金) 19:09 ヤマトSSS PERMALINK
ラフSSS「あなたの笑顔」2


(あれ? )

赤い瞳に映るはずの姿が、そこにいない。


(おかしいな?) 

ただの直感だけど、自分のこういった感はよく当たる。
これは航空隊の加藤隊長や篠原たちによく言われた事。



玲の操るコスモタイガーⅠは、挨拶代わりに、ヤマト第一艦橋のそばで小さく弧を描いた。

中で歓声らしきものがあがっていた。

レーダー席に居たのは西条未来だ。
古代の姿もあったが、浮かない表情に見えた。

着艦許可の合図が降りると、玲はエンジンを吹かし、一旦上昇する。
部下たちに、ヤマトへの着艦を告げ、懐かしい艦内へと機体を滑り込ませた。

「これが本物のヤマトなんだ」

鶴見はヘルメットをとり、ポカンと口を開けたまま、次々と収納されていく仲間の機体を眺めている。

「鶴見!」

「ハ、はいっ!」

「これは演習じゃないだ。これからは実戦になる。死ぬな」

玲のいつもと変わらない叱責に、鶴見は縮こまるしかなかった。




「よく来てくれたな!」
「ああ、久しぶり。元気だったか」
「俺達は置いてきぼりかと焦ったぜ」


狭い格納庫に、かつての仲間たちが駆けつけ、人で溢れかえってきた。
玲はその中に、彼女が居るかどうかきょろきょろと、辺りを見渡したが見つける事が出来ない。
こういう時に一番に飛んできそうな岬の姿もない。

何の気なしに、傍にいた北野に訊いてみる。

「雪さんは? 森一尉はどこですか?」

北野は、玲の問いかけに、あっ、と顔色を変えた。
「今回は、……森さん、乗艦されていないんです」
「え? そうなの? どうして?」
おかしいじゃない、そんなの。なにがあったの? と玲は言外に訊いてくる。
北野は、えっ、あの、わかりませんとしか答えなかった。

「そうなんだ」

古代の浮かない顔の訳はこれだったか。
なんとなく理解した玲は、北野に返事しながら、誰か理由を知る者はいないかと周りを探す。
すると、そこにいた船務科の柏木と目があった。

「柏木さん? 森船務長は?」

いきなり、そう声をかけられた柏木は、一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに落ち着いて「山本さんはヤマト女子部だもんね。同じ女子として秘密を共有できる?」
と小声で耳打ちする。

玲は、ニヤリと笑い、「勿論」と頷いた。





女子部の結束 ♪


書いてから、不安になって再確認。柏木さん、船務科だったvよかった^^
おかっぱ頭の女子クルー、「和田」さんやねんね。保安部は2202でも存在するのか?ごっどねえちゃんかいw(違うの?)
2017/10/18(水) 18:22 ヤマトSSS PERMALINK
ラフsss
「あなたの笑顔」


あれは、一世一代のプロポーズを彼がしてくれた時だった。
言葉そのものは、とてもシンプルで、『結婚しよう』というものだったが
雪は、感動のあまり、咄嗟に返事が出来ず大粒の涙を流したのだった。

はい、と小さく頷いた雪は、照れて笑う古代の幸せそうな笑顔が忘れられない。

男の人に使う形容ではないが、美しい、と心の底から思った。
そしてその感情は、以前にも深く心に刻んだものと似たものだった。

自分が奇跡的に息を吹き返した時の、彼の顔――。
愛し、愛されるとはきっとこの感情なのだと、言葉に乗せずとも雪は直感で感じていた。

雪はあの時の古代と、プロポーズを受けた時、心から安堵して笑った古代、どちらの彼も、きっと永遠に忘れないだろうと思っていた。


「ねえ、古代君」

となりで寝ている彼を呼ぶと、「ん?」とかすれ気味の低い声が返ってくる。


「どうした? 寝られない? それとも、もう一度……」

彼は、半身を起こし、前髪を後ろへ撫でつけて、小さく丸まっている雪の肩を抱き寄せる。

「やだ、違うの。私はただ、」
雪は、自分の身を抱きしめるように、両手でしっかりと胸を隠した。
ブランケットの中でもそもそと動く雪の後を追って、古代の手が、彼女の心と体を同時に解きほぐそうと動き始める。

甘い攻防が続く。




「言いたいことは、何?」


「訊きたいことがあるんだろ?」


それは二人が同時に発した言葉だった。

吐息に埋もれて、言葉が掻き消される前に。

もう一度、あなたの笑顔が見たい。知りたいの。

本当に知りたいのは、ね。


言葉は喉元に留まってしまう。吐き出される前に消えてしまった。

なぜなら、彼が雪の言葉を遮るかのように、彼女の首や、耳元や、頬や、彼女の全てにキスを落として行ったから。

「毎朝、雪のモーニングコーヒーが飲みたい。俺はそれだけで幸せだ」

あらゆる場所に、丹念に唇を落として行く古代は、キスの間にいつもの彼とは別人のような台詞も落として行く。

――ワタシはね。

ただ、あなたの本当の笑顔が見たい。それだけなんだ。


「私は、今日買ったペアのコーヒーカップを明日使いたいなと思ったの」
そうしたら、彼の笑顔が見られると、雪は信じている。

けれど、一番に伝えたい肝心な言葉が消えてしまっている。


『私もヤマトの仲間よ』

彼が忘れているはずはない。私も同じ苦しみを知っているんだよ。
こんな当たり前の事を、今また伝えなければならない気がしているのは、彼がどこか自分を遠ざけたがっているのではないかと危惧しているからだ。







つづく?




小説を読んで、3章を見て。

ちょっくら書いてみたくなりました。
続きます。たぶん。
のんびり書くので、のんびりお待ちください~~。


2017/10/17(火) 17:33 ヤマトSSS PERMALINK
3章のネタバレちっくなことが公式サイトに出てるって聞いたけど、
なんか怖くて見られない^^
それ見ちゃうと「あうーーーー;;:」ってなるかもしれんし
原稿書けなくなる可能性あるしで、やっぱり覗かないでおくことにします。

だけどね、この脚本家さん、以前のインタビューで言ってたけど
海外ドラマを意識してる、見てる人をドンドン裏切りたい(みたいな話だったと思う)
とおっしゃってたから、ネタバレちっくなのは大いなる煽りで、斜め上いっちゃうかもだし
そこから「えええーーー」ってな展開になるかもだし、二重三重のトリックつうかどんでん返しがあるかもだし

と、あまり真剣に「そうなるだろう」と思わないでいいのじゃないかな??って思います。
実際、その方が一粒で二度おいしい体験できるし!



で、勝手な妄想しちゃったじゃないかwww(原稿は別に進めております^^)















「乗艦名簿に載っていないからって、雪ちゃんと僕はここにずっと待機なわけ?」
と不満を漏らしたのは、イスカンダルへの航海時にも乗艦していた美容師のヒライワ氏だ。
「包帯巻くよりも、僕はハサミで人の髪を切りたいんだけど」
「そのうち主計科にうまいこと潜り込んで、床屋を開けばいいじゃろ? どこも人手不足じゃからな」
はいはい、と口を尖らせたヒライワは、腰に差したシザーケースを大事そうに摩った。
「ここの看護師も今人手が足りておらんからな。森君が手伝ってくれるのは大いに助かるわい」

そう話しかけられた雪は、他の看護師について出来る範囲で手伝いをしている。
「おじ様の容態はいかがなんでしょう?」
「命に別状はないわい。一週間ほどでよくなるじゃろ」
「それはよかったです」
雪は、ふうっと安心したように一息漏らした。
「そのうち様子見てわしから古代に話そうか?」
「いえ、ご心配には及びません。自分から直接話します」
ヒライワもそうなのだが、クルーからお呼びがかからなかった者が、三名こっそりとヤマトに乗艦していた。
一人は、ガミラスのクラウス・キーマン。彼はさっさと「乗せろ」と古代に詰め寄り、居場所を確保している。
雪も初め、古代から乗艦を許されなかった。
乗らないで、待っていてと告げられた時、「自分は当事者だと思っていたのに、
彼から『蚊帳の外』宣告を受けたように思い深く傷ついたのだ。





「それはいいんじゃが。おまえさんら、二人とも頑固者じゃからな。喧嘩がおおきくならんといいがの」
「単なる喧嘩じゃありません。あのひと、私の事全然わかってなかったみたいなんで」
「まあ、ええよ」
佐渡は雪の愚痴を聞くのは三度目である。聞くだけ聞いてやれば気持ちがすっきりできるかもしれないと思い、聞いてやったが、
雪は話せば話すほど感情が高ぶってしまい、仲直りするどころか、本気で「婚約解消」も厭わないと言い出す始末なのだ。




「加藤も後から合流できたから、森君も大丈夫じゃよ」
と佐渡は励ます。

雪は弱弱しく笑って頷いた。



軽傷者である永倉は、ベッドで休むことを拒否して、さきほどからメディックの長椅子に座りこんで一連のやり取りを聞いていた。
聞こうとして聞いていたわけではなかったが、自然と耳に入ってくるので仕方がない。
それほど興味があるわけではなかったが、ヤマトの古代と雪の噂は知っている。
二人は先の航海で大恋愛をして結ばれ、婚約したのではなかったか。
長椅子に深く腰を下ろし、頭を垂れて休憩していた永倉に、雪は、「どうぞ」と一杯の緑茶を手渡した。
「あ、ありがとう」気にしてはいなかったが、なんとなく左手見ると、確かに婚約指輪はなかった。
顔を上げて様子を伺うと、森雪一尉は、噂通りの物凄い美人だ。
(わ、女の私でも見惚れるな。古代一尉もバカよね)

と、面識程度しかない永倉でも、そう思ってしまう。


「先生! 土方司令が重傷だって本当ですか!」

そこになんの前触れもなく、勢いよく飛び込んできたのは、時の人――古代艦長代理そのひとだった。


(つづく)


勝手な妄想編~~

だってね、次回「純愛篇」なんでしょ!

だったら、雪が、<ヨヨヨ>と泣いて「古代君たちのそばに居たかったのよ」「ばかだよ君は」で抱き合って丸く収まるわけないのだ!
昨日も言ったけど、グーパンチするかもしれんよ? 2202雪ちゃんならw

なので、一山、二山超えろ~~、君達vって思ってしまう~~。そのほうが盛り上がるやんv
2017/06/25(日) 17:34 ヤマトSSS PERMALINK
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